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ランナーのためのバックアップ企画 電子伝達系の活性化に役立つ! 還元型コエンザイムQ10

このところ注目されている還元型コエンザイムQ10について、様々な競技のコンディショニングスペシャリストとして活躍中の桑原弘樹氏が指南!
実際に還元型コエンザイムQ10を活用している「モリテツ練習会」(通称)のメンバーの感想も合わせてご紹介します。

ランニングにおいて必要な3つの栄養素

本格的なレースシーズンが到来し、練習での距離を伸ばしているランナーも多いことでしょう。しかし、走行距離が増えるほどに、疲れをとるのはなかなか難しいもの。そこで重要になるのが、いかに効率よくエネルギーを作り出せるか。カギとなるのが、エネルギー産生に大きな役割を果たす還元型コエンザイムQ10です。これが体内に豊富にあれば、良好なコンディションをサポートしてくれることがわかっています。

「走行距離」を競技特性とするランニングにおいて、必要な栄養素はこの還元型コエンザイムQ10のほかにも2つ挙げられます。1つは「ヘム鉄」。これは赤血球の中身が、大きくいうと「ヘム鉄」でできているからです。そして赤血球は足の裏で地面を蹴る際に破壊されています。

そしてもう1つが「EPA(エイコサペンタエン酸)」。こちらは赤血球の膜の部分を形成するもので、青魚などに含まれています。ただ日々確実に摂取するには、サプリメントを併用すると便利かもしれません。

ランニングにおいて必要な3つの栄養素

エネルギー産生の最終工場「電子伝達系」の効率を高める

みなさんは「電子伝達系」と呼ばれるものをご存知でしょうか。耳慣れない言葉かもしれませんが、実は口から入れた糖質や脂質などの食べ物は、クエン酸回路というところに入って最終的には電子になります。そして電子は酸素と結び付いて、エネルギーと水に変化。これが″エネルギー産生工場の最終工程″で、電子伝達系と呼ばれます。

ただし、この電子伝達系で電子が効率良く伝達されなければ、たとえグリコーゲンがしっかりためられていても、酸素が上手く運ばれていても、エネルギーには変わりません。 ではどうすればしっかり電子が伝達されるのか? そのためには電子を伝達する際に使われる補酵素が重要な役割を担っています。それがコエンザイムQ10ということで、いわば電子伝達系の″受け渡し役″なのです。

この一方で、コエンザイムQ10は、20歳くらいをピークに体内での合成能力が減少してしまいます。 (参考>加齢・ストレスで減少するコエンザイムQ10

そこで、電子伝達系を意識して、特に30代以上のランナーはコエンザイムQ10を積極的に摂取してもらいたいのです。ただコエンザイムQ10は、食べ物から摂るのは意外にハードルが高く、食材としては最も豊富に含まれるとされるイワシでも100gあたり5㎎程度しかありません。こうした中、活用をおすすめしたいのが、還元型コエンザイムQ10のサプリメントとしての摂取というわけです。

つづいて、還元型コエンザイムQ10を上手にランニングに活用されている「モリテツ練習会」のメンバーのみなさんにお話をうかがいました。

エネルギー産生の仕組み

桑原弘樹 くわばらひろき
大手食品メーカでサプリメント事業を立ち上げ、16年以上にわたってスポーツサプリメントの企画・開発に携わってきた。桑原塾を主宰、NESTA JAPAN(全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会 日本支部)のPDA(プログラム開発担当)やプロレス団体W-1のコンディショニングコーチとしても活動する。また、国内外で活躍する数多くのトップアスリートに対して、サプリメント活用を取り入れた独自のコンディショニング指導を行い、各種スポーツ誌への執筆や幅広いテーマで講演会を実施するなど多方面で活躍中。著書に「サプリメントまるわかり大事典(ベースボールマガジン社)」、「サプリメント健康バイブル(学研)」がある。

桑原弘樹 くわばらひろき

CoQ10ローディング※を実践中の「モリテツ練習会」のメンバーに感想をうかがいました。

※CoQ10ローディング:日常的に還元型コエンザイムQ10を100mg(1粒)摂取し、レース前後5日間(当日も)は2〜3粒プラスして計300〜400mgを摂取するローディング法。

松平進さん(60歳) ラン歴11年 フルベスト2時間49分 大阪マラソンのタイムが2分短縮

松平進さん(60歳) ラン歴11年 フルベスト2時間49分 大阪マラソンのタイムが2分短縮

45歳で山登りを始め、50歳でランニングを始めました。サブ3を達成したのは3年目。これは「モリテツ練習会」のおかげです。レベルの高い人のフォームを真似して走っているうちに、スムーズな体重移動ができるようになったんです。コンディションについてはふだん全く気にしていません。サプリメントも飲んだことはなかったのですが、今回CoQ10ローディングをしたところ、大阪マラソンのタイムが去年より2分短縮。翌日は疲れを引きずることなくジョグができました。

松平進さん(60歳) ラン歴11年 フルベスト2時間49分 大阪マラソンのタイムが2分短縮

笠谷仁美さん(43歳) ラン歴3年 フルベスト3時間24分 スタートラインで体が軽く感じた

笠谷仁美さん(43歳) ラン歴3年 フルベスト3時間24分 スタートラインで体が軽く感じた

学生時代に長距離をやっていたものの、長いブランクがありました。再び走り出したら、すっかりはまって、今は生活の大部分をランニングに捧げています(笑)。仕事でのストレスを発散することもできますしね。月間にすると300から400kmは走っているでしょうか。栄養士をしていることもあり、サプリメントはよく試していますが、CoQ10ローディングをしたところ、大阪マラソンのスタートラインに立った時、体がすごく軽く感じました。これからも続けてみようと思っています。

笠谷仁美さん(43歳) ラン歴3年 フルベスト3時間24分 スタートラインで体が軽く感じた

木岡あゆみさん(41歳) ラン歴4年 フルベスト3時間29分 レース翌日の体のけだるさがなかった

木岡あゆみさん(41歳) ラン歴4年 フルベスト3時間29分 レース翌日の体のけだるさがなかった

看護士をしていて、ふだんはよく患者さんに「もっと運動した方がいいですよ」と言っているのに、自分はまるで運動をしていなかったんです(笑)そういうところからランニングを始めたんですが、自分に合っていたんでしょうね。今は月に300kmほど走っています。実は還元型コエンザイムQ10もCoQ10ローディングも半信半疑だったんです。でも試してみたら、大阪マラソンの時、体が軽かったんです。ありがちな翌日の体のけだるさもなく、いけるのかな、と楽しみになっています。

木岡あゆみさん(41歳) ラン歴4年 フルベスト3時間29分 レース翌日の体のけだるさがなかった

玉井繁光さん(50歳) ラン歴10年 フルベスト3時間03分 30km走のペースが全く落ちなかった

玉井繁光さん(50歳) ラン歴10年 フルベスト3時間03分 30km走のペースが全く落ちなかった

やせるために始めたランニングでしたが(笑)、すっかりのめり込んで、サブ3を目指して月間360km走っていた時期も。今は230kmほどですね。4年前にヘルニアを患い、2年間走れなかったので、走り込みの量は減らしています。再度故障をするのが怖いですし、年齢的にも過度な無理はできない、と。そんな中CoQ10ローディングをしたのは、わらにもすがる思いがあったのですが「モリテツ練習会」での30km走のタイムが8分も縮まりまして。ペースも全く落ちずに走り切れました。

玉井繁光さん(50歳) ラン歴10年 フルベスト3時間03分 30km走のペースが全く落ちなかった

モリテツ練習会 レースシーズンの毎日曜日に30km走を行う全く制約がない練習会

「モリテツ練習会」が発足したのは2008年。創設したのは代表の森哲夫さんです。きっかけは「フルマラソンの練習のための30㎞走ができる場を作りたい」という森代表の思いでした。以来レースシーズンである10月の第2週から2月末まで期間を限定し、毎日曜日に練習会を行っています。場所は長居公園(大阪市東住吉区)の長距離走路。15周するとちょうどフルマラソンと同じ42.195kmになるこのコースは、1kmごとの距離表示もあって、30kmをきっちり走ることができます。

モリテツ練習会 レースシーズンの毎日曜日に30km走を行う全く制約がない練習会

モリテツ練習会 レースシーズンの毎日曜日に30km走を行う全く制約がない練習会

ただ「モリテツ練習会」はランニングクラブではありません。日曜日の9時から長居公園の長距離走路を走るという以外、何も制約はなく、自由解散。その日の調子で30km走れなければ、途中で帰っても構いません。「モリテツ練習会」としての行事は、年に1度の忘年会だけ。それでも10人程度でスタートした「モリテツ練習会」は″ここに来れば30km走ができる″と口コミで広がり、現在は参加者が80名を超えるまでに。

レベルは様々ですが、キロ3分45秒で走るランナーもいて、そういう人の走りを学べるのも「モリテツ練習会」の魅力のひとつ。47歳の時にフルを2時間54分で走った森代表は65歳。「これからも自己ベストを目指すランナーのために 『モリテツ練習会』 を続けていくつもりです。」と語ってくださいました。

エネルギーを生み出し、体を酸化から守る成分還元型コエンザイムQ10

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