ミトコンドリアの働きを助ける!
還元型コエンザイムQ10(2)

健康を支えるコエンザイムQ10は加齢やストレスなど、様々な原因で減少します。
コエンザイムQ10が減少する2つの原因についてご説明します。

体内の「コエンザイムQ10」は、
加齢とともに減少します。

コエンザイムQ10の減少原因

1加齢

私たちの体に必要不可欠なコエンザイムQ10ですが、その量は20歳を境に減少してしまいます。特に、常に動き続けている心臓は多量のエネルギーを消費するため、減少も著しいことが分かります。コエンザイムQ10の量が減っているということは、エネルギーの生産量が減少しているということ。健康を支える力が弱ってきている状態と言えます。(※1)

体内各器官でのコエンザイムQ10の減少

体内各器官でのコエンザイムQ10の減少

※1 Kaien A et al (1989) Lipids 24(7):579-584

コエンザイムQ10の減少原因

2ストレスや病気

コエンザイムQ10は、加齢と共に体内の量が減少しますが、ストレスや病気などでも減少することが知られています。(※2,3,4)

  • ※2 Morris G en al (2013)Mol Nurobiol 48(3):883-903
  • ※3 Potgieter M et al (2013)Nutr Rev 71(3):180-188
  • ※4 AL-Bazi MM et al(2011)Arch Med Sci7(6):948-954

体内のコエンザイムQ10量が減少する原因はさまざま

食品だけでは
血中コエンザイムQ10の濃度を
上げることは不十分

Craneの文献によると、コエンザイムQ10の1日あたりの摂取目安量は100mgとされています。(※5)
日本人は、その食習慣から、1日あたり約5mgを食品から摂取していると言われています。(※6)

  • ※5 Crane FL(2001)J Am Coll Nutr20(6):591-598
  • ※6 Kubo H et al(2008)J Food Compos Anal21:199-210
食物中のコエンザイムQ10の含有量
  • Kamel M et al (1986) Int J Vitam Nutt Res 56(1):57-63

脂質異常症のお薬、スタチン系医薬品(コレステロール低下薬)の服用でも
体内のコエンザイムQ10は減少します。

スタチン服用による
血中コエンザイムQ10濃度の低下

スタチン服用による血中コエンザイムQ10濃度の低下

※7 Marcoff L & Thormpson PD (2007) J Am Coll Cardiol 49(23):2231-2237

スタチンはコレステロールだけでなく、
還元型コエンザイムQ10の生合成も抑制してしまいます。

私たちの体の中で、還元型コエンザイムQ10が作られるルートと、コレステロールが作られるルートは途中まで共通しています。(※4)
ですからスタチンは、コレステロールが作られるのを抑えるだけでなく(※5)、同時に体にとって重要な還元型コエンザイムQ10の量も減らしてしまうのです。(※6)
服用する薬によっては、還元型コエンザイムQ10を意識して補っていく必要があります。(※8)

  • ※8 日本コエンザイムQ協会編(2015) コエンザイムQ10の基礎と応用

還元型コエンザイムQ10が作られるルートと
コレステロールが作られるルート(※4・5・6)

コエンザイムQ10が作られるルートとコレステロールが作られるルート

コエンザイムQ10には、
2つ種類があります。
「酸化型」と「還元型」、その違いは?