【腸活BOOK vol.1-1】
腸の基礎・知識編(1)

実は食べ物の消化・吸収だけじゃない!
腸は免疫・神経にとって大切な器官。
【POINT-1】
腸は実質体の外側。免疫細胞が外敵と闘う最前線
食べ物を消化・吸収することで知られる腸。しかし、働きはそれだけではありません。ウイルスや細菌が体内に侵入すると、腸の免疫細胞が察知し、抗菌物質を分泌して撃退。腸には全身の免疫細胞の約6割が集まっており、強力な免疫器官でもあるのです。この免疫細胞は腸内細菌によって活性化するため、腸活が注目されています。

免疫力を維持する善玉菌があるのもこのため
善玉菌にはさまざまな種類がありますが、単に整腸だけでなく、免疫力を維持する効能があるのは、腸に届いてその免疫細胞の働きを助けたりするため。健やかな毎日に欠かせない菌と言われています。

【POINT-2】
第二の脳と言われるほど神経が集中し、脳やストレスとも密接に関係
自ら動きをコントロールして、24時間休むことなく働き続ける腸。約1億個もの神経細胞があり、「第二の脳」と呼ばれています。腸と脳は、迷走神経(副交感神経)でつながっており、互いに影響しあう「脳腸相関」の関係にあります。ストレスを感じると、その情報が伝わり、腸の働きに異常が起こることもあるのです。

旅行中の便秘も脳腸相関のせい
旅行に行った時に、便秘になりがちではありませんか?これは慣れない環境によるストレスが脳から腸に伝わり、腸の働きが抑えられてしまうから。大事なプレゼンの前に下痢をしてしまうのも同じメカニズムです。


このページを読んだ方におすすめの記事
健康成分の種類
注目の
乳酸菌シリーズ
-
血糖値の上昇を抑える
Lactobacillus delbrueckii
Read More -
免疫力を向上させる
Lactobacillus brevis ssp. Coagulans
Read More -
乳幼児の腸内環境を改善
B. longum KABP®-042 & P. pentosaceus KABP®-041
Read More -
過敏性腸症候群に伴うQoL低下を改善
Lactobacillus plantarum KABP-022 & KABP-023, Pediococcus acidilactici KABP-021
Read More -
LDL-コレステロール値を減少させる
Lactobacillus plantarum KABP-011 & KABP-012 & KABP-013
Read More -
感染症の感染率・死亡率を減少させる
Lactobacillus plantarum KABP-031 & KABP-032
Read More