
筋肉の素になる筋サテライト細胞を活性化
レモンマートル由来カスアリニン(2)
「レモンマートル由来カスアリニン」とは、一体どんなものなのでしょうか。
ここでは、あまり馴染みのないレモンマートルとカスアリニンについて詳しくご説明いたします。
レモンマートルとはどんなものですか?
レモンマートルは、フトモモ科バクホウシア属の植物で、オーストラリア北東のクイーンズランド州海岸側の亜熱帯雨林帯に自生するハーブの一種です。
レモンマートルの葉には、レモン様の香気成分であるシトラールが豊富に含まれており、レモンよりもレモンの香りが強いことが特徴です。オーストラリアで古くから料理や癒しの植物として利用されてきました。
現在、オーストラリアで生産されるレモンマートルの90%は、ヨーロッパ、米国に輸出され、茶葉やスパイス、精油などとしても使用されています。薬草、香草としても用いられており、その葉には健康に役立つ多くの成分が含まれています。
使用されている食べ物
ハーブ茶、スパイス、シーズニング、お菓子など
使用されている日用品
入浴剤、ハンドソープ、ルームフレグランス、リップなど
参考文献:
Xiaolan L. et al.; WAARM Journal, 4, 21-31(2021,2022)
Focus on Lemon Myrtle, RIRDC Pub. No.14/117
レモンマートル由来カスアリニンって何ですか?
ポリフェノールはほとんどの植物中に存在し、苦味や渋味、そして色素の成分で、分かっているだけで8000を超える種類があります。
参考文献:
Kesavan P. et al.; Polyphenols Mechanisms of action in human health and disease 221-235(2018)
レモンマートルから抽出した粉末にも多くのポリフェノールが含まれており、その中にカスアリニンも含まれています。
